馬車でビガン周遊

ビガンと言えば世界遺産に登録された歴史地区とバスで1時間の距離にあるサンタマリアのバロック様式の教会が有名だが、街中にも数ヶ所の観光スポットがある。
フィリピン人旅行者の旅程を見ると、

  • Bantay Bell Tower (バンタイベルタワー)
  • Jar Factory (陶器工房)
  • Hidden Garden (植物園系レストラン)
  • Baluarte Zoo (動物園)
  • Padre Burgos House National Museum
  • Crisologo 博物館

これら6ヶ所が入っている。
他にもリバークルーズやZIPラインなど探せばいくらでもあるが、中でも上記の6つは人気のようだ。
それらの観光地はトライシクルやカレッサと呼ばれる馬車で回るのが一般的。カレッサは定額制で1時間200ペソと普通に安いので馬車で観光したほうが楽しめるはずだ。
マニラのカレッサは料金でもめたと聞いたことがあるがビガンでは問題ない。カレッサは時間200ペソと決まっているので、もしそれ以上請求されたら、登録ナンバーを控えて観光案内所へ来てくれとの事だ。この街は観光に力を入れているので、悪い噂を立てたくないのか、そこらのルールはしっかりとしている。

実際にカレッサで回る前にそれぞれの場所を確認すると博物館は2ヶ所とも近いのと陶器工房も徒歩10分圏。見学中もカレッサ代が発生しているとなると落ち着いて見学出来ないので、この2ヶ所は徒歩で行き、他は遠いのでカレッサ代は仕方ないとの結論に至った。フィリピン人観光客も同様のルートが多い。
そして、ビガンと言えば Longganisa が有名。フィリピン人ブロガーによるとその工場の直売所が近くにあるようで、そこにも観光客が来るようだ。また、毎晩、Plaza Salcedo では噴水のショーがあり、夜の7時に間に合うように戻りたい。

観光へ

そして、決定したルートは、Crisologo 博物館 → Padre Burgos House National Museum → Plaza Burgos ( カレッサに乗り場 ) → Bantay Bell Tower → Jar Factory → Baluate Zoo → Hidden Garden → Longganisa 店 → Plaza Salcedo

Crisologo 博物館

まずは Crisologo 博物館へ この地域の有名な政治だった Floro S. Crisologo の住んでいた邸宅が博物館になっている。1階は資料関係が多く、2階には実際に使っていた部屋や家具が展示してある。アンティーク家具が好きな人にお勧め。マニラのイントラムロスにある Casa Manila のようにガイドがいたらもっと楽しめるのだが…

入り口で名前や住所を記入してドネーション (入場料) を払う。20ペソ程度で問題ない。

Padre Burgos House National Museum

フィリピンの司祭であるブルゴスの住んでいた家を国立博物館としてイロコスの文化やスペイン時代の圧政などの資料を展示している。まともに観たら3時間コース、適当に流しても1時間程度はかかる。入場料は無料

Plaza Burgos

定期的にイベントが開かれる街の中心にある広場。端にローカル食堂があり、観光客に大人気のイロコス風エンパナーダが食べられる。一枚50ペソと安い。
広場の横にはカレッサの待機所があり、ここでカレッサに乗る。

Bantay Bell Tower

10分程度で到着。2022年の地震で崩れたベルタワーは未だに修復されておらず、観光客も敷地内に入れない状況。地震が起きた時は奇跡的に誰もベルタワーの付近に居なかったようで怪我人0人だった。現在は少し離れた場所から撮影可能。写真だけなので15分もあれば十分。

Jar Factory

約15分で Ruby Jar factory へ到着。
ビガン周辺には陶器工房がたくさんあり、観光客が見学出来る場所もある。中には職人体験が出来る場所もあり。Ruby Jar factory でも職人芸を見ることができる他、陶器作りも体験出来る。
陶器のお土産を買うにはいいかもしれない。工房見学とお土産購入で、滞在時間は30分位

Baluate Zoo

工房から20分位で到着、馬車での移動は結構楽しい。動物園自体はは小さいが、ライオンと写真が撮れたり、虎もかなり近距離で観れる。そして何より剥製の展示室が凄いく一番人気だ。動物園なのであまりビガンらしい歴史感は無いが珍しい物が多く意外に面白い。
15分程度、徒歩で坂を上る必要があるが、場内を走るツアーに参加すれば動物を見ながら楽にメインである剥製の部屋まで行ける。
急いで歩いても40分は必要。

Hidden Garden

動物園から約15分

Hidden Garden はフィリピンの芸能人たちも訪れる人気のレストラン。5時までなので、昼食時には1時間待ち何て事もよくあるようだ。
レストラン自体が迷路のような植物園の中にあるので、観て回るだけでもOK。食事をしなくても意外と楽しめる。20分位は必要。
観光地区と言うより一般道や住宅地を進むので、馬車でここまで来る道のりがいい。

Longganisa 店

15分ほどでフィリピン人旅行者に人気のソーセージ工場の直売所へ到着。
ビガンのお土産と言えば Longganisa ( ロンガニーザ) のようだ。この直売所はローカルも買いに来るほど安い人気店のようで、他にもビガン名物の Vigan Bagnet ( 豚肉ブロックの丸揚げ ) も売っている。工場と言うより、自家製な感じ。

確かに作り立て感があり、客も多い。
どちらも500g 購入、合計800ペソとそんなに安い感じがしない。他で買うよりは安いと言う意味なのかも。

Plaza Salcedo

5分で街の中心地へ到着。カレッサを降りて Plaza Salcedo へ。噴水ショーは19時から大体30分間 場所によっては水がかかるので風向きが重要になる。昼に見た噴水の水は汚い感じ。音に合わせて光と水が空を舞う、かなり本格的なショー。無料だけど有料レベル。

観光終了

結局カレッサを待機を含めて4時間利用したので800ペソ支払った。意外に高くついたがトライシクルでも同じくらいの料金になるので、馬車と言うことを考慮すると悪くない。思ったより馬車は遅く移動に時間がかかる。また、動物園と陶器工房も結構長居してしまう。13時に観光を開始して最後のPlaza Salcedo に着いたのは夕方だった。

ビガンは一見、世界遺産の街並みとサンタマリア教会だけに焦点が当たる。しかし、周りの観光地も意外と捨てた物じゃない。さらに馬車乗って観光するとより一層楽しめる。そしてこの地方でのみ食べられる名物料理やお菓子、土産物など…ビガンが人気の観光地なのは納得できる。