ラオアグと周辺の観光地

イロコス地方の中心都市 Laoag ラオアグは大きな街であるが、市内に旅行者が行くような場所は少ない。人気のビガンと比べると、トライシクルが多い煙たい街の印象を受ける。
そしてやけに暑い。
しかし、空路でイロコスへ来る場合間違いなくラオアグへ飛ぶことになる。そそのままビガンかパグドプッドへ移動してしまうにはもったいなく感じるだろう。一応、ラオアグ市内と周辺には世界遺産のパオアイ教会を含む観光地が数か所ある。

それらを一日で回るにはトライシクルでのパッケージツアーか地元の旅行会社でアレンジをしてバンを貸切るのが一般的だ。
1~2人で旅行するにはトライシクルの方が手っ取り早い。
ラオアグ周辺に見どころが限られているせいか、トライシクルのドライバーはツーリストの行きたい場所を概ね把握している。なので、どのトライシクルに話しかけても大体同じルートを勧めてくる。
主な観光地としては、

  • Sinking Bell tower
  • Museo Ilocos Norte
  • パオアイ教会
  • Malacañang of the North
  • Sand Dunes
  • Marcos Museum  

上の6か所。料金の相場は600~800ペソ(多分外人価格)
パオアイ教会やマルコス博物館ならば時間があればジプニーでも簡単に行けるが、それなりに時間が掛かる。
ラオアグはビガンのように何泊もするほどの観光地じゃないので、出来れば一日で一気に回りたいところだろう。ならば、トライシクルでのツアーがお勧めだ。

市内と周辺の観光地へ

実際にトライシクルで市内と周辺の観光地を回ってみた。
まず、ホテルの周辺にたむろしているドライバーにラオアグ、パオアイ、バタックのルートで料金を訪ねると800ペソ。相場内であるのと外国人価格を考慮して即契約。こんな感じで、パッケージツアーと言うより、ただトライシクルを数時間貸し切るだけなので話が早い。
翌日、朝9時にホテルでピックアップ。ルートは、Malacañang of the North ( 旧マルコス時代の邸宅 ) → Sand Dunes ( 砂丘 ) → パオアイ教会 → Marcos Museum ( マルコス博物館 ) → Sinking Bell tower ( ベルタワー ) → Museo Ilocos Norte ( 北イロコス博物館 )

Malacañang of the North

ラオアグ中心部のホテルを出発して約30分で最初の目的地 Malacañang of the North へ到着。
直訳すると北のマナカニャン、現職の父親のマルコス大統領と家族が住んでいた別荘で、現在は博物館になっている。対してマニラにある大統領府はマナカニャン宮殿、現在も使用されている。建物の中は広すぎるリビングに何部屋もある個室や客室にポートレートやアンティーク家具などが展示してある。  
日曜日だったせいか、地元の観光客が多く、記念撮影する人だかりが出来ていた。やはり週末は避けるべき。
滞在時間1時間 入場料は一人10ペソ。

Sand Dunes

マナカニャンから約10分で砂丘へ。海沿いにある砂丘地帯が観光地になっている。四駆で砂丘を走り回る人気のアトラクションがある。しかし、絶叫系があまり好きでない人には微妙だ。しかもものすごく暑い。
料金は一時間2500ペソ。一人旅には向かないかもしれない。滞在時間は写真のみで5分。

パオアイ教会

次のパオアイ教会までは約15分。フィリピンで世界遺産に登録されている4つのバロック様式教会の一つがパオアイにある。
世界遺産だからか、教会の周辺が石畳だったり、教会のような古い様式を真似た建物も多い。それなりに観光地化してるので、人は多いが、歴史や建築様式に詳しくなくても楽しめる。

正面から見るとまぁ古い教会なんだなと、しかし横から見ると特別な建築感がある。
サンオウガスティン教会が正式名称のようで、同く世界遺産に登録されているマニラのサンオウガスティン教会と同一の名称。
入場料無し、滞在時間1時間

Marcos Museum

バタックはパオアイから約20分、マルコス元大統領関係の観光地だ。おかげで街もスッキリしている感じがある。
Marcos Museum はバッタック博物館とも呼ばれているが、主に父マルコスの幼少気から、イメルダ婦人との結婚、政治家への道などが写真付きで詳しく説明されている。フィリピン人に人気なのか、日曜日はかなり混雑する。
単に旅行している外国人にとってはあまり興味深くないかもしれないが、フィリピンの政治に興味があれば是非とも。
小さめの博物館なので滞在時間は30分あれば回れる。料金は一人50ペソ

Sinking Bell tower

残る2つはラオアグ中心部にあるのでバッタクからラオアグまで戻る。約25分でラオアグ橋を渡り街のシンボル的な鐘楼へ到着。
ベルタワーは登れないので、外観の写真を撮るだけのスポット。向かいにある大聖堂も併せて見たい。
写真だけなら5分位あれば十分

Museo Ilocos Norte

Museo Ilocos Norte とは北イロコス博物館の事で、同じく市内の中心部にある。Sinking Bell tower から3分で到着。
元々教会だったのか、それっぽい石造の建物を改装した博物館。中には北イロコス文化に関する展示があり、伝統的な家屋もある。
博物館自体が小さいので、20分位で回れる。 入場料一人50ペソ

ツアー終了

トライシクルはホテル出発のホテル終了で一台800ペソ、他に入場料で一人計110ペソ。9時に出発して2時にホテルへ到着したので約5時間のツアーだった。
ツアーと言えども単にトライシクルを貸切っているだけなので、あと数時間掛かっても問題ない。なので、各場所でもっと時間を使っても大丈夫だ。
しかし、正直な所そこまでお勧め出来るツアーではない。バタックやマナカニャンは父マルコスに関心が無いと、つまらないだろう。砂丘も1時間2500ペソの四駆に乗るかどうかで分かれるが、あまり興味ない人も多い。
パオアイ教会は世界遺産なので是非行きたい、他はあまり興味ないが、ラオアグで1泊するのでどうせなら周辺も一緒に見たい人向けと言った感じだろうか。